公開日 2025年12月8日
本日ここに、令和7年12月市議会定例会を招集いたしましたところ、ご出席をいただきましてありがとうございます。
開会にあたりまして、ごあいさつを申し上げます。
はじめに、「中野市職員倫理規程」についてであります。
市職員が公務員としての立場を常に自覚し、職務に係る倫理を保持するため、「中野市職員倫理規程」を制定し、今月1日から施行しました。
今後も、公務に対する疑惑や不信を招くような行為を防止し、市民の皆様の信頼の確保に努めて参ります。
次に、「保育所整備計画」についてであります。
先月、中野市保育所等 運営審議会からの答申を受け、第3期中野市保育所整備計画を策定いたしました。
計画期間は、令和8年度から令和12年度までの5年間としており、本計画により、子育て世帯の支援体制を整え、子育て環境の充実や保育の質の向上を図ることにより、本市の宝である子どもにとって、安心・安全な保育環境を目指して参ります。
次に、去る9月23日、市民会館「ソソラホール」において、中野市誕生20周年冠事業の一環として、「2025信州なかの環境フェア」を開催したところ、来場者が前年比92%増の 延べ1,250人となり、多くの方にご来場いただきました。
市では、今後も事業者、市民とともに生活環境全般に係る様々な事業を展開し、地球温暖化防止などに係る諸対策を講じて参りたいと考えております。
次に、11月2日、防災広場において、本市の関係人口の創出・拡大を図るため、「信州痛車フェスinなかの2025」を開催しました。
当日は、全国各地から、ご参加いただいた44台の「痛車」のほか、はたらく乗り物やスーパーカー、ラッピングタクシーの展示、キッチンカーの出店や県内各地のパンの販売など、多くのイベントを同時開催し、市内外からたくさんの方々にご来場いただきました。
今後も、本市の関係人口の創出・拡大を図るため、各種施策に取り組んで参ります。
次に、市内経済の状況についてであります。
市内経済をみますと、製造業20社を対象とした7月から9月までの景況調査では、業況が「改善」と回答した企業は、前回の5社から3社に減少、「不変」と回答した企業は7社から11社に増加、「悪化」と回答した企業は8社から6社に減少しており、物価高に起因する国内経済の需要の減少や中国経済の停滞で、業況回復の時期を見通すことは困難な状況が続いております。
市といたしましては、国・県及び関係団体と連携しながら、市内経済の活性化に向け、必要な対策を実施して参ります。
今議会に提案いたします議案は、条例案13件、補正予算案6件、事件案7件の合計26件であります。
よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
